~ 損した日は映画を見てメンタル整える投資法 ~

仕事は頑張りすぎず窓際族を目指しながら
国内株式で資産運用中。

2020年3月 年初来-14.6% リーマン級のコロナショック到来

今月の結果


※入出金や基準日に差異あり

年初来(含み税引前、入金除く)

-14.6%(前月比%+5.17%)

 

大暴落きたああああああ((((;゚Д゚))))))

今月はコロナショックの渦中に原油安の追撃があり、下り最速の大暴落の月となりました。

その中で単月プラスの成績となったのはよかったのですが、CPを5~7割にしているためリバ局面では最大限の恩恵を受けられませんので、今後の終息局面までのトータルで見た時によいパフォーマンスが出せるよう相場に臨みたいです。

べーちゃん
べーちゃん

これでリーマンショックおじさんに言い返せるマンのアビリティをゲットですね笑

まだまだ事態は収束していないので、1番底を掘り下げていく可能性もあると思いますので、資金管理には細心の注意を払いたいです。

 

今月は色々なことが起こりすぎて整理しきれないのですが、気になったポイントを備忘録として残したいと思います。

※不正確な情報もあると思いますのでご注意ください。

 

べーちゃん
べーちゃん

あと、長いのでご注意くださいw

 

3/2(月)-6(金) 


2/28(金) FRBの利下げ示唆によるダウ超絶リバを受け、週明けはリバるだろうと思われてました。3/2(月) 日本市場は、寄りは弱かったものの、場中に日銀が緩和準備発言をし爆上げ。大型に資金が来るだろうと予想されていたのですが、意外と小型の方が爆上げしてました。前週の暴落では日経-10%、マザーズー15%ほどで小型の方が売り込まれていた影響でしょうか。違うような気もします(オイ)

3/2夜間のダウは続伸で1200ドル上昇。3/3の日本市場も期待されたのですが、まさかの寄り天で3/2の上げを全戻しした銘柄多数。2月最終週が連日暴落だった中で希望が見えたリバだっただけに、3/3の全モは投資家心理に相当なダメージがあったと思います。(私はハゲるほど萎えた)

3/3 夜間、FRBが0.5ポイントの緊急利下げFF金利は1.00%-1.25%に。利下げ催促があっただけに株価上がると思いきやダウ暴落。マーケットは更なる利下げを要求し追加利下げは0.5ポイントの見方が強かったが、下げ幅がもう残りわずかなため「そんな無茶な要求・・・」と思っていました。米国債10年の金利も1%割れ。過去最低水準が1.5%程度だったので、「もうこれ以上は国債買えないでしょ?!」って水準から更に更に買われていく展開。

その他、3月第1週は、米大統領選のトランプの対抗馬選でバイデンがサンダースより優勢局面になって株価上昇や、IOCが選手に対して「東京五輪へ向けた準備をするように」という発言があったりしました。まだ予定通りの開催があり得たということですね。

この週は指数は若干上がったものの前週の暴落に比べると物足りなく、リバが期待されただけに落胆の強い週になりました。

3/9(月)-13(金) 


OPEC+での原油減産交渉が破綻しサウジが増産する意向を示したため、原油価格暴落。リーマンショックや2016年原油安の水準である30ドルを割り込んできました。
この状況は自分の手には負えないと判断し、3/9の寄りで長期枠以外のポジ解消しCP80%ほどにしました。

3/10(火)は日銀がETF購入額拡大検討を発表し大幅安からの陽線引け。原油安や景気後退に起因するCLO破綻の話も出てきました。CLOが破綻すればリーマン同様の金融危機が発生することが想定されます。CLOの格下げが破綻のトリガーになりうるので、今後要注目です。

3/12(木)の日本時間にはトランプ会見が予定されトランプ劇場に市場が期待するも、会見ではEUからの渡航制限を発表し株価は大荒れ。その晩アメリカはサーキットブレーカー発動FRBのレポ供給拡大で大幅反騰。さらにその後ドイツ銀行の破綻疑惑(毎度のやつ)でほぼ全戻し。と、混乱が止まりません。WHOのパンデミック宣言(え、今さら??)もありました。

その他、ECB量的緩和FRBの1.5兆ドルの資金供給など、世界中が怒涛の金融政策を打ち出しています。それをもってしても株価はリバウンドせず、悪材料が次々に出てきて、ダウは毎日1000ドル以上の上下を繰り返していました。これだけのポジティブ材料が出てもダメとなると、まさに絶望。コロナは金融政策では抑え込めないとの論調が目立ちました。

この週、特徴的だったのが、ドル買いと国債売りです。

【米10年国債】

通常は、国債売りと株高がセットですが、3/9を契機に国債、金、株安とすべてのアセットから資金が抜けていきました。安全資産である国債や金までも売られるという究極のリスクオフですね。

 

べーちゃん
べーちゃん

3月末時点では3/13(金)の場中の安値がJASDAQ、マザーズの底値でした。個別も3/13が大底になっているものが多数あり。

 

3/16(月)-19(木) 


3/16日本時間8時にFRBが1ポイントの緊急利下げFF金利は0.00%-0.25%に。3/17-18の定例会合を前倒しての緊急発表だったため、マーケットは混乱。まさか残りの利下げ枠を全部使いきってしまうとは思いませんでした。


3/16(月)は日銀緊急会合が予定され、マーケットは期待感から底堅く推移。会合の結果、年間のETF買い入れを6兆円から12兆円に引き上げることを発表。株価は上に大きく跳ね上げたが、結局垂れて日経-400円引け。これも期待が大きかっただけにがっかり。「ポジ材料で暴騰したら売り」が正解の雰囲気が漂っていました。

3/17(火)は日銀のETF買いもあり底堅く日経は前日比同水準だったが、マザーズが爆上げ。小型は売板も枯れて値幅が飛びやすくなっていました。

3/18(水)も個別は買いの巻き戻しの爆上げで寄り付き、小型の反撃開始か?!と思い、5MA超えてる銘柄を資産の10%程度購入したが、悲しくも寄り天・・・3/18はTOPIXプラスだったためETF買いなし。

3/19(木)はETF買いが驚異の2000億。にも拘わらず全体相場弱く、特に個別で理不尽な暴落でS安多数発生。ファンドの解約売りが原因との説も。

ブリッジウォーターの追証説もささやかれ、ファンド倒産も散発しそうです。(すでにしていた?)

この週、特徴的だったのは、原油安を契機に3/10から続いたドル高ですが、各中央銀行のドル供給策発表で天井を付けました。

国債、金も3/19までは売られ続けていましたが、その後若干リスクが後退したためか、国債や金には資金が戻っていきます。

ドル買いは各国の怒涛のドル供給施策で天井をつけました。

3/23(月)-27(金) 

3/21(土)にニューヨークで必須でない全事業所を閉鎖、集会禁止の措置を発表。一方で日本では自粛疲れからか外出する人が増え、感染拡大の懸念が広がりました。

3/23(月)から日銀砲2000億が炸裂し、同日FRBも無制限量的緩和を発表(短期的に1500ドル上げるも全戻し)。売りも枯れてきたところに、世界中の怒涛の金融政策がようやく影響力を持ち始めたのか、この週は待ちに待った猛烈なリバ局面となりました。

一旦の想定されるリスクが出きったというところも大きいと思われます。
ただし、新規感染者数はピークをつける様子はなく、どんどん増えていっています。

3/24(火)にはオリンピック延期が正式に決定。中止ではないため影響は限定的となり、反騰のスイッチが入った様相で日経は+1200円(7%)、マザーズは+8%でした。

3/25(水)は、ナイトのダウ+2000ドルを受けて大幅高スタート。後場に米の経済対策2兆ドルが上院可決で一段高。終値は日経+1450円(+8%)、マザーズは+5.9%の上昇。ただし、引け後に発表された東京の新規感染者数が前日比約2倍だったことを受け、都知事が緊急会見を実施。ロックダウンリスクを懸念し先物暴落するも、自粛要請のみだったため落ち着きを戻した。

3/25(木)は、一旦調整。3/26(金)は、東京ロックダウン懸念もあり週末持ち越し回避で売られるかと思いきや、引けで爆上げ。恐らく配当・優待権利狙いと思われます。Zeppyさんの影響もあってか優待銘柄強く、狙ってる人がかなり増えてると思われます。3/26(金)夜間のダウは、引けで急落。FRBの量的緩和の一日当たりの買い入れ額が$75billion→$60billionに減額されたことがトリガーとなった模様。

国債:買い、金:買い、ドル:売り、株:買いの1週間でした。

この週、特徴的だったのはダウよりも日経の方が明らかに強かったこと。この理由としては、海外に比べて日本は圧倒的に感染拡大を抑え込めていることや、金融リスクが懸念される中で内部留保を高めていた日本企業が(皮肉なのことに)評価されたと言われています。

リバウンドにより、日経は概ね半値戻し達成ですが、ダウはまだ40%ほどの戻しで若干半値には届いていない状況です。

若干リスクが後退したためか、ドル買いは止まり国債や金にも資金が戻っていきました。

【米10年国債】

べーちゃん
べーちゃん

3/13ではなく3/19が大底になっている個別も多数ありましたね。※3月末時点

 

3/30(月)-4/3(金) 

3月末のお化粧買いが期待されましたが、3/30(月)の引けでインチキ爆上げがあり3/31(火)も同様かと思われたものの特になし。翌4/1(水)の期初はズル下げしました。

先週のリバ後の反落局面。
原油の減産に向けたニュースが出始め、短期的には上に反応するのですが、上げ切らない状態。逆に雇用統計や失業保険申請数などのネガティブ材料に対する下への反応もしないため、上にも下にも動きが鈍く方向感がいまいちつかめない状況です。

3月の振り返りは以上です。

 

べーちゃん
べーちゃん

ふぅ。。振り返り長かった。。。

 

ここからは各指標の定点観測です。

3月は指標がはちゃめちゃな動きをしており、過去の底打ちサインも機能していません
なので、今は感染者数の推移のみ注視しています。

 

外国市場

NYダウ 

2016年末の水準まで下落しましたね。

NASDAQ 

米国債10年 

SOX指数 

円インデックス 

ハイイールド債 

VIX 

原油 

金 

日本市場

日経平均 

TOPIX 

JASDAQ 

マザーズ 

信用評価損益率(松井証券)

 

 

■過去の二市場の信用評価損益率
≪リーマンショック≫

2008/10/24 -39.65
≪チャイナショック≫
2016/2/12 -25.76
≪ブレグジット≫
2016/6/24 -18.69
≪クリスマスショック≫
2018/12/28 -18.78

騰落レシオ 

騰落レシオ(25日)は、70以下で『底打ちが近い』60以下になると『滅多に見られないレベル』と言われています。

最低値は3/16の40ですが、大底時の値としては3/13で43、3/19で46

40台はさすがに買っとけですが、今後ここまで下がることはあるのでしょうか(笑)
今後の暴落時に50台で買いを見送るとリバ局面を取り逃しそう

新高値・新安値 

新安値は、3/13の1721銘柄が最多。3/9の1254銘柄で全力買いしてたら死んでますね(笑)

参考値として過去の暴落時の新安値銘柄数は以下です

■過去の新安値銘柄数
≪リーマンショック≫

2008/1/16 1165銘柄
2008/10/10 1163銘柄
≪東北大震災≫
2011/3/15 1015銘柄
≪チャイナショック≫
2016/2/12 1023銘柄
≪ブレグジット≫
2016/6/23 716銘柄
≪クリスマスショック≫
2018/12/20 1078銘柄
2018/12/21 1335銘柄
2018/12/25 1601銘柄

 

ストップ高・ストップ安銘柄数 

 

3/9のS安銘柄数60での全力買いは不正解。
3/13の200は異常値として大底の判断としてもよかったかもしれません。

■過去のストップ安銘柄数
 ≪チャイナショック≫
2016/2/12 43銘柄
 ≪ブレグジット≫
2016/6/24 81銘柄
 ≪VIXショック≫
2018/2/6 136銘柄

信用残 

3/13週で信用買残がごりっと4000億減ってます。

しかし、過去の値を見ると、大底のサインとして使えるかは微妙。
1~2週間の短期的なトレンド転換の見極めには使えるかもしれませんが、安易に買い向かうと死亡します。

■過去の信用残
≪リーマンショック≫

1番底:2008年10月
2番底:2009年3月

≪チャイナショック≫
1番底:2016/2/12週
2番底:2016/6/24週

≪クリスマスショック≫
1番底:2018/10/29
2番底:2018/11/23
3番底:2018/12/25

 

新型肺炎感染者数 

【東京】新規感染者数

アメリカの新規感染者数がまだまだ増加中なのでピークつけるのはまだ先になりそうです。

 

指数・指標の確認はここまで。

過去暴落時の指標と比べてみて思うのは、超長期で見た時の買い場のサインとしてはある程度使えそうですが、大底を当てるためのサインとして使うのは難しそうです。

大底を狙うのであれば、狙った後に想定と違う値動きとなった場合はすぐにごめんなさいしないと、大ダメージを受ける可能性があります。

 

今月のまとめはここまでです。

一旦底打った様相のマーケットですが、まだ感染はピークをつけておらず、原油も簡単には決着つかないと思いますので、さらに底を突き抜けることも視野に入れておきたいです。

 

べーちゃん
べーちゃん

生き残り最優先で4月もがんばりましょー!!

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べーちゃん

会社に勤めながら日本株式で
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明日の相場に立ち向かいます。

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