今月の結果
年初来(含み税引前、入金除く)
-6.55%(前月比-6.55%)
1月3週目までは順調だったのですが、最後の1週間で雰囲気が一辺しましたね
原因は中国発症のコロナ新型肺炎
年末あたりから報道はされていたのですが、年明けから肺炎関連がマネゲされていたぐらいで、市場は全く気にしていない様子でした
■肺炎関連銘柄(2020/1/21)
川本産業とアゼアスが派手に盛り上がっていた印象
シキボウも無難に狙い目でしょうか
1/25(土)に中国が海外への団体旅行中止措置をとったことで、翌週は市場が一気にリスクを織り込みに行きました
1/24(金) 感染者 887人 WHO『緊急事態宣言見送り』
1/25(土) 感染者 1,287人 死者41人 中国『海外への団体旅行中止措置』
1/26(日) 感染者 1,975人 死者56人
週明け1/27(月)に逃げても十分間に合いましたが、バブル相場に乗り損ねるのを懸念してポジションを落とせませんでした
いつも同じ反省してる気がする。。。
また、個人的にとても気になったのが1/30(金)のFOMC
2019年10月半ばから実施された4~6月まで継続とされているバランスシートの拡大『隠れQE』が年後半のプチバブルを引き起こしていたのですが、1/30のFOMCでIOERを5bps引き上げ1.60%としたことで、今後の引き締めが連想されました
パウエル議長の発言としては、レポ市場での資金供給オペを少なくとも4月までは続けるが、4-6月に買い入れのペースを落とすとのことです(6月で終了示唆??)
今後のバブル相場を予想していた根底にある施策だっただけに、今後の動向がとても気になります
そもそも今回コロナを契機に発生した暴落ですが、市場は昨年10月から続いた上昇相場のガス抜きポイントを探っていたのではないかと考えています
それがちょうどよいタイミングで出てきたのが新型肺炎なだけであって、もし新型肺炎がなかったら1/30のFOMCがガス抜きに使われたのではないかと思っています
そういえば、年初にアメリカのイラン空爆で乱高下がありました(忘れてたw)
いつものごとく、当事者の米国より日本の方が上下に振らされましたね・・・
1/6(月) 日本市場は大幅下落
1/7(火) 何の理由もなく全戻し
1/8(水) イランの米基地空爆による報復で日本市場大幅下落
1/9(木) 死傷者なしだったためトランプの終息宣言で大幅高
終わってみれば何だったんだという感じのプロレス感がありました
1/7に事態が何も改善されていないのに全戻ししたのは確かに違和感がありました(空爆は戻すという共通認識によるもの?)
イランも体裁のために報復あるのは分かってたでしょ!それでも報復で1/8はきっちり暴落しましたので、戻り売りの期待値は高かったかもしれません
この空爆の件もガス抜きに使われそうなところですが、即終息宣言を出して後を引かない類だったため、ガス抜きのトリガーとしては不適切だったというところでしょうか
何にせよ、ガス抜きのトリガーを探していたと想定していますが、新型肺炎は実体経済に影響を及ぼしていますので、長く根深い調整になりそうですね
以下、各指標の定点記録です
外国市場
NYダウ
NASDAQ
米国債10年
SOX指数
円インデックス
ハイイールド債
VIX
日本市場
日経平均
TOPIX
JASDAQ
マザーズ
売買動向
以上、今月はここまで!!
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